今回は、代々木上原駅周辺の癒しプレイスとして、東アジアで最も美しいモスクと名高い東京ジャーミイ・トルコ文化センターをご紹介します。
家族や友人と、そしてお一人でもお出かけできるスポットとしてオススメです。
小田急電鉄小田原線・東京メトロ千代田線、代々木上原駅より徒歩5分程度の場所にあります。
トルコといえば、アジアとヨーロッパの2つの大陸の交差する国です。
飛行機で日本からトルコ最大都市のイスタンブールまで直航便で13時間ほどかかります。
ですが、こちらの施設は日本国内にいながらも、トルコの文化に触れることのできる数少ない貴重な建物であることが特徴です。
建物は西アジア風伝統建築で、とても美しくエキゾチックな雰囲気のモスクに文化センターが併設されています。
東京ジャーミイ
みなさんご存じのとおり、モスクはイスラム教の礼拝所のことですが、トルコではジャーミイと言うそう。
階段をのぼった2階に、前庭、礼拝室が配置されています。

トルコの方はもちろん、日本人の見学者もひっきりなしに訪れていました。
モスク内の見学は金曜日の集団礼拝のときなどできないときがあるようです。
お祈りをされている方もいらっしゃるので静かに見学しましょう。
また、服装についても注意が必要です。
神聖な場であるモスク内の見学の際には、特に女性は過度な身体の露出をひかえなければなりません。
髪をおおうスカーフについては、礼拝場の入り口にて貸し出しされており、使用させていただきました。

礼拝室は大きな1つの空間で、オスマン様式。
とても厳格で崇高な雰囲気です。
内部には日に5回の礼拝の時刻を伝える高くそびえる鉛筆型の塔のミナレットが建っています。
そして、アラベスクやステンドグラスなどにより、さらに彩り豊かな空間となっていました。

礼拝室は大きなドームに6つの半ドームが付加され、六角形をした屋根で覆われています。

上階部分は女性専用の礼拝場所です。
礼拝の時間ではなかったため、女性たちが歓談するすがたも見られました。

建物そのものが美しく芸術作品のよう。
ですが、モスク内で座っていると不思議と気持ちが穏やかになる。
とても落ち着く感じの場所でした。
トルコ文化センター
建物1階は文化センターとなっており、集会室、事務所、応接間などがあります。
集会室では、さまざまなイベントやワークショップなどが行われているようです。
トルコの文化にふれて学ぶことのできる、とても貴重な機会ですね。
さらに、おみやげも購入することができます。

左はチャイ(紅茶)スプーン。
チューリップはトルコの国花なんだそう。
デザインも可愛くて一目惚れしました。
真ん中はイズニック焼きの鍋敷き。
イズニック焼というのは、オスマン帝国時代の15世紀頃に誕生した磁気だそう。
ターコイズブルーや赤、緑などを使用しておりカラフルなのが特徴で、目で見ても楽しめるデザインになっています。
右はトルコ製のチョコレート、ネスレが出しています。
外国製のチョコレートは、とにかくものすご〜く甘くて喉が焼けるイメージのものが多いですが。
こちらのチョコレートは食べやすい甘さでとても美味しいです。
トルコ料理と言えば、フランス料理と中華料理に並ぶ世界三大料理の1つ。
ケバブなどの料理だけではなく、チョコレートやアイスなど甘いお菓子も有名とか。
ぜひ、トルコの文化に触れられる東京ジャーミイ・トルコ文化センターに足を運んでみてはいかがでしょうか。