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【埼玉県立近代美術館】デザイナーズチェアとアート空間〜北浦和駅周辺〜

今回は、北浦和駅周辺の癒しプレイスとして、アート溢れる北浦和公園・埼玉県立近代美術館をご紹介します。

ファミリー、カップル、友人同士などで一緒にお出かけでき、またひとりでも楽しめるスポットとしてオススメです。

JR京浜東北線、北浦和駅より徒歩3分ほどの場所にあります。

魅力は公園内にあるたくさんのアート作品

そして、美術館の館内にあるたくさんのデザイナーズチェア

チェアは自由に座ることができ、入館料は無料です。

その他、美術館の常設展や企画展など。

とにかくたくさんのアート作品を鑑賞することができ、見どころ満載です。

 

北浦和公園

地域に根付いた人々の憩いの場という印象の公園。

平日の昼間には、公園内は近所の保育園の子どもたちや、小さな子連れのお母さん方、地域のお散歩をしているらしき方などが目立ちます。

公園内には彫刻などたくさんのアート作品があり、無料で楽しむことができます。

ゆあみ(エミリオ・グレコ)

駅から公園に入り一番最初に目にした作品。

女性が体をひねったポーズをしていて、とても優雅な雰囲気。

天空へのメッセージ(湯村光)

石が波打ちながら空に向かい上に伸びている、存在感のある作品。

風の中で(西野康造)

噴水とサクソフォーンオブジェは、爽やかで公園のシンボル的作品です。

決まった時間に音楽も流れます。

 

また、公園内に建築家の黒川紀章設計、銀座にある中銀カプセルタワービルのカプセルが1つ置いてあります。

カプセル

なにかと話題になる中銀カプセルタワービル。

その一部屋です。

部屋の中のようすを実際に見られるというのは貴重ですね。

カプセル内部

このカプセル内はワンルーム住宅で、お風呂とトイレがついており単身者向け、ビジネスホテルのお部屋のようです。

Hiro
Hiro
宇宙船や秘密基地みたいで面白いね!

そして、この公園内に埼玉県立近代美術館があります。

 

埼玉県立近代美術館

公園内にある埼玉県立近代美術館。

設計は建築家、黒川紀章。

埼玉県立近代美術館 外観

モダンな雰囲気のエントランスは、美術館の内部と公園を緩やかにつないでいます。

館内はゆったりと静かな落ち着いた雰囲気で、施設も充実。

そして、こちらの美術館はロビーなどの無料で入れるエリアに30程度のデザイナーズチェアが置いてあります。

展示室内は観覧料が必要です。

Mai
Mai
デザイナーズチェア座り放題!インテリア好きには嬉しすぎる空間です。

自由に座ることもできて、体験型の展示ブースと言った感じでしょうか。

実際に全て座ってみました。

そのうちのいくつかをご紹介。

デザイナーズチェア

マシュマロソファ(アーヴィング・ハーバー&ジョージ・ネルソン)

18個の丸いカラフルなクッションが印象的なチェア。大人2人が座れて、思ったより隙間は気になりません。

Mai
Mai
私のお気に入りです。適度に弾力もあり、座り心地も良いです。
ヒルハウス1・ラダーバックチェア(チャールズ・レニー・マッキントッシュ)

座るところが狭く後ろが固いため、どちらかというと飾るのに適した椅子という感じの印象。

とてもスタイリッシュ。

パントン(ヴェルナー・パントン)

プラスチックで一体成型された椅子として有名なこのチェア。

見た目は光沢もあり派手な印象ですが、座りやすく、様々な場面で使用できそうです。

パイミオ(アルヴァ・アールト)

素材が固く滑る感じで長時間座るのは微妙な気がします。

和室や縁側などにあると映えるのではないでしょうか。

レッド・アンド・ブルー

座面は固く、赤・青・黄・黒色の4色が使用されてカラフルだけど、和風のお部屋にも不思議とマッチしてしまいそう。

シェルチェア(柳宗理)

少し小ぶりな印象ですが、しっかりしていて丈夫な感じのチェア。

ダイニングチェアとして和・北欧スタイルのお部屋にも合いそうですね。

トーテム(トールスタイン・ニールセン)

背もたれ部分が扇子を閉じた形状のような印象を持ちました。

背もたれは固いけど、意外に気にならない感じです。

プラットナー・ラウンジ・コレクション(ワーレン・プラットナー)

Mai
Mai
見た目から背もたれ部分が低いような気がしましたが、座ってみると身長160cm台の私にはちょうどよい感じでした。

長時間座っても苦にならなそう。

アント(アルネ・ヤコブセン)

北欧スタイルの定番、アルネ・ヤコブセンのチェア。

座り心地も良く、かわいいチェアです。

キサの椅子(内田繁)

鋭角部分は狭いので大人が座るのは厳しい感じです。

モダンな雰囲気の店舗などの広い空間に置いてあったらマッチしそうです。

ウームチェア(エーロ・サーリネン)

こちらは、今回私が見た限り館内で1番人気の椅子で、常に誰かが座っておりました。

優しく包み込んでくれる、とにかく座り心地が良く、そのまま寝てしまいそうな感じです。

Hiro
Hiro
僕の一押し、座り心地No.1でした。

 

バルセロナチェア

近代建築の三大巨匠の1人、ミースの有名なチェア。

座り心地は良く、モダンスタイルのお部屋にあるとカッコイイですね。

ヴァシリー(マルセル・ブロイヤー)

こちらもモダンでスタイリッシュなイメージ。

深く腰掛ける感じで、意外とゆったりと座ることができます。

トム・ヴァック(ロン・アラッド)

見た目ほど固くない印象で、お尻が痛いなんてことにもなりづらい感じがします。

3色あり、独特のフォルムです。

チューリップチェア(エーロ・サーリネン)

体格の良い人には少し小さいのではないかといった印象です。

見た目ほど固くなく、カジュアルで可愛い雰囲気。

ジン(オリヴィエ・ムルグ)

人が座った姿のよう。

Mai
Mai
私は個人的に犬っぽいイメージ。

1人掛けのソファで座り心地は良く、あまり深くは沈まない、独特のフォルムのチェアです。

ブルム(オリヴィエ・ムルグ)

こちらもジンと同じ作者。

人型をした座椅子、脚が二つに割れているのが特徴的です。

ドンナ(ガエターノ・ペシェ)

ゆったりと深く腰掛けることができます。

イタリア語のdonna=貴婦人からきていると思われます。

かなり大きい印象です。

マリリン(スタジオ65)

今回の中で一番のインパクトがあるチェアがこちら。

マリリンモンローの唇をモチーフにしているよう。

座り心地はとても良く寝心地も良さそう。

優しい手触りで、見た目のインパクトに関わらず機能的なのではないかと思います。

ガーデン・リトル・ツリー(ペーター・オブスヴィック)

腰に当たる丸い部分が動くため、安定感は微妙な感じがしました。

見た目はとてもキュートです。

タン(ピエール・ポラン)

どちらかというと、座るというより本格的に寝る体勢に近い感じになります。

すごく独特なフォルムですね。

 

たくさんの特徴的な椅子はまさにアートです。

また、館内の椅子は変更されることもあるようです。

日を改めて行くと違う椅子を見ることができますね。

公式ページに今日座れる椅子が載っています。

お出かけの際にはぜひチェックをしてみてください。

常設展・企画展

常設展については、マルク・シャガール、クロード・モネなどの作品があり、とても見応えのある作品がたくさんあります。

また、今回開催されていた企画展はインポッシブル・アーキテクチャー展。

実際には建てられなかった建物の模型等があり、すごく芸術性の高い作品も多く見られ、楽しむことができました。

 

ぜひ、芸術を身近に感じることのできるスポット、北浦和公園・埼玉県立近代美術館に足を運んでみてはいかがでしょうか。

【埼玉県立近代美術館】